今、現場で作業しているラッフィングタワークレーン(クローラクレーン)、ラフテレーンクレーンを紹介します。
まず1台目が構台北側で作業している120tラッフィングタワークレーンです。
型式はKOBELCO 7120G:タワー長さ30.4m、ジブ長さ25.9mです。
最大20.0t×15.0m吊りの能力があり、43.2m離れた所でも6.2t吊りの能力があります。
タワー長さとは、クレーン本体から建っている主ブームのことで、ジブ長さとは主ブーム先端から伸びている補助ブームのことです。
クレーン重量は130tもあります。
この型式のクレーンは主ブームのみでブーム長さを15.2mとすると最大吊り上げ能力は120t×5.0mとなります。
2台目が構台南側で作業している120tラッフィングタワークレーンです。
型式はKOBELCO 7120G:タワー長さ48.6m、ジブ長さ38.1mです。
最大13.6t×14.0m吊りの能力があり56.6m離れた所でも3.3t吊りの能力があります。
クレーン型式が同じでも、タワー長さ・ジブ長さの組み合わせによって、吊る事ができる範囲・能力が変わってきます。
- 現場で作業しているクレーン
- 北側の120tラッフィングタワークレーン
- クレーン右側面 運転席に安全に登れるようにステップと手摺があります
- クレーン左側面 クレーン本体はカラフルな色です
- 運転席計器モニター(左側) 風速なんかも表示されています
- オペレーター小倉さん 太極拳をやられてます
- 南側の120tラッフィングタワークレーン
- クレーン正面 キャタ幅6.3mもあります
- クレーン背面 カウンターウェイトが54tもあります
- タワーとジブを結ぶガントリー 約6mも張り出たガントリーでジブを支えます
- 運転席カメラモニター ズーム機能もあり鮮明に吊荷の状態を確認できます
- オペレーター中谷さん 2児のパパです
3台目は一般的によく見かける50tラフテレーンクレーンです。
型式はKATO SL-500RF:機種仕様は、全長12.39m、全幅2.75m、全高3.73m、車両重量35.7tです。
4台目はもっとよく見かける25tラフテレーンクレーンです。
型式はKATO SR-250VR:機種仕様は全長11.21m、全幅2.62m、全功.45m、車両重量26.5tです。
- 50tラフテレーンクレーン
- 50tラフテレーンクレーン
- 25tラフテレーンクレーン
- 25tラフテレーンクレーン